So-net無料ブログ作成

iPhoneやiPadを中学受験に活かす5 電子書籍で夏目漱石や芥川龍之介などの文豪作品を読む [国語]

「iPad=電子書籍」のようにマスコミでは報道されていましたが、当たらずといえども遠からずで、iPadが電子書籍を読むツールとしての代名詞になっています。ここでは、「iPadは電子書籍を読むだけのツールじゃなくて……」なんてケチなことは言わずに、ずばり、「iPadを中学受験の読書に役立てる」ツールとして紹介します。

 iPadで電子書籍を読むには、電子書籍を表示するツールが必要になります。ツールにはいくつかあるのですが、ここでは「i文庫HD」を紹介します。
iBunkoHD
ibunko01.png

ibunko02.jpg 「i文庫HD」は電子書籍ビューアというアプリケーションです。起動すると本棚のイメージが表示され、そこにあらかじめ収録してある電子書籍が並べられています。国内の作家では、夏目漱石や芥川龍之介、森鴎外などの文豪作品、海外ではコナン・ドイルやグリムなどの作品が収録されています。

 これらの書籍は、青空文庫の蔵書です。青空文庫の詳細については、「パソコンで夏目漱石や芥川龍之介などの文豪作品を読む」をお読みください。「i文庫HD」は900円ですが、いきなりiPadのなかに、夏目や芥川のほぼすべての作品を取り揃えたことになります。



 もちろん、宮沢賢治や新美南吉、石川啄木などのオンパレードです。読みたい作品は青空文庫のWebサイトから随時ダウンロードできます。
ibunko04.png

 前にパソコンでも電子書籍は読めると書いたのですが、パソコンで表示すると、自分にはどうしてもテキストの羅列に感じてしまいます。参考資料として表示するにはもってこいなのですが、「作品を味わう」ところまで入り込めません(「どーも電卓はしっくりこねーなー。やっぱり玉をはじかなきゃ」という方と同じ心境なのかもしれませんが)。

 それが「i文庫HD」などを使うと、iPadで電子書籍ならではの読み方ができます。まず、ページをめくる感覚で次のページに進めます。別にデジタルデバイスで、「まるであたかも本を読み進めている感覚」はいらないかもしれませんが、それがどうしてどうして。ボタンをクリックして次のページに進む無味乾燥な操作と違い、ぱらっとページがめくれると、精神衛生上、みょうに落ち着きます。小さいころからの習性で、脳が「本はめくって読むもの」と頑なに記憶しているからかもしれません。
ibunko05.png

  また、「i文庫」は、iPhone版のころから愛用しているのですが、iPhoneだと、どうしても文庫本サイズでさえ1ページ表示になり、読みにくさは否めませんでした。右の画像がiPhoneで、同じ夏目漱石の「坊ちゃん」を表示したものです。
ibunko06.png

 iPad用の「i文庫HD」では、見開き表示でき、より本らしく読めます。もちろん文字のサイズも変更できるので、お子さんが読む場合には文字を大きくできます。また、背景の色やフォントなどを自分の読みやすいようにカスタマイズすることができます。
ibunko07.png


 さらに便利なのが辞書引きです。意味のわからない単語を指で長押しすると、その単語を調べる画面が表示されます。デフォルトでは「Yahoo!辞書」が登録されていて、これを選ぶと、Webの辞書サービスで単語を調べることができます。いちいち読書を中断して辞書を引く手間が省けて便利です。ibunko08.pngibunko09.png

 また、「この引用は書籍のどこだっけ?」とか、「あの名台詞が書いてあった箇所は?」など文字検索もできたり、気になるところにいくつも栞をはさみ、瞬時に探し当てることなど、紙にはないメリットもあります。
ibunko11.png

 雑誌などで、ぱらぱらっとめくって、気に入ったところを読む、といった使い方はできませんが、名作を、腰を据えて(寝転がって?)じっくり読むには、違和感はありません。また、書籍を保管するスペースがゼロ、本棚不要なのが、狭い我が家にはたいへん助かります。

 昨今話題のマイケル・サンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう』や村上龍さん、京極夏彦さんの書籍をはじめ、各作家の作品がいくつも電子書籍化されています。近い将来、「中学受験 必読書」のうちの大多数が電子書籍化されるでしょう。そのなかの文豪作品などはすでに電子書籍化されています。
ibunko12.png

これからの「正義」の話をしよう
※マイケル・サンデル教授の『これからの「正義」の話をしよう』は、2010年9月17日までは来日記念価格900円です! 18日からは1600円です。話題になってるけれど、哲学書だし、ハードカバーで2,415円なので、ちょっと……と二の足を踏んでいた方にお薦めです。上のボタンからApp Storeにアクセスできます。


 いずれは各家庭に浸透すると思われる電子書籍デバイス。まずは、お子さんと名作を楽しむところからはじめてみませんか。



※お読みになりました記事がお役に立ちましたら、ブログランキングへの投票(クリック)をお願いいたします。
人気ブログランキングへ
人気ブログランキング 

ご協力ありがとうございます。


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。